UVパターンの製作方法とスポーツ用マウスガードについて
UVパターンの制作方法について
義歯のバーやクラスプなどのメタルフレームを製作するには副模型の製作が不可欠である。今回のテーマの「UVパターン」はドイツで認められたテクニック法で、石膏模型上でダイレクトにワックスアップができ、インストルメントによる「UVワックス」の追加も可能で、時間とその他の費用が大幅に節約出来る。今回は「UVワックス」を用いて、効率よく鋳造鉤や金属床さらには鋳造冠やブリッジなどの製作方法などのデモをまじえながらご案内したい。
スポーツ用マウスガードについて
近年の競技種目のいかんにかかわらず、マウスガードに着目する選手が増加している。そのなかで、費用や製作に伴う時間などの問題から、市販のマウスガードを装着する選手が多く観られるのが現状である。
2006年度より高校生ラグビーにおける競技中のマウスガードの装着が義務化され、装着するマウスガードはカスタムタイプのものが推奨されている。各地の歯科医師会をはじめとする関係団体の啓蒙活動により、カスタムメイドのマウスガードの有用性が選手や競技指導者に浸透しつつあり、それを希望する選手も増加している。そこで、今後マウスガードの装着が義務づけされる競技種目が増えると予想されるなか、製作側のサポート体制を確立する必要性があると思われる。
今回、市販のマウスガードと比較しながら、カスタムメイドマウスガードの製作手順をご案内したい。
矢野 顕
略歴
1976年 東邦歯科技工専門学校卒業 歯科技工士免許取得
1976年 都内歯科医院、歯科技工所勤務
1980年 日機装株式会社歯科機材部(現、日本デンタルサプライ株)勤務
現在に至る
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